頼まれると嬉しくなる

普段会社では一人で仕事をすることが多い。そのためあまり人と関わることも少ない。そのほうがどうも自分に向いているようだ。何より干渉されることが苦手だ。かなりストレスで息さえ止めてしまうほどだ。そんな中、年下の子が助けてと言ってきた。あてにされたのはほんとに久しぶりだ。せっぱつまっているようで助けてほしいらしい。

なんだかんだ言いながら、頼まれると嬉しい自分がかわいいと思ってしまう。長女で育ったサガなのか、年下には弱い。顔を近くで見られるのが恥ずかしいので顔脱毛に行こうかと思ったくらいだ。

業者さんへの電話と建材があるかどうかの相談だった。どうも課長の失敗の尻拭いのようだ。彼の立場だったら、多分一人だと嫌気がさしていたと思う。でも助けてくれる人がいるとかなり心強い。

へこまないで済むし、何でもないことに思えてくることを何度も経験した。彼にもへこまないでほしいという親心から手伝ったのかもしれない。笑顔で現場に戻っていったのを見ると役に立てて良かったと思った。たまにはあてにされるのも悪くない。